2011-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20110619125915

マルクス主義は、観念哲学宗教に対して唯物論哲学を掲げて対抗したように

既存経済学歴史学に「観念論的な社会科学」というレッテルをはり、

それに対してマルクス経済学歴史学のみを「唯物史観」=「真に科学的な社会科学」と位置付けて対抗したんだよ。

唯物史観の特徴は、自然界に物理法則存在するのと同じく、人間社会歴史にも法則があると主張することで、

その法則の中心は、人間社会奴隷制へ、封建制へ、資本主義へと変容して最終的には共産主義へと至る、というもの

この点も科学的な歴史認識が達成した「成果」として、われわれの前にある。

という部分なんかは、まさにこういうマルクス主義の特徴があらわれてるね。

記事への反応 -
  • フランス革命の勉強がしたくて、図書館でタイトルが目に付いた『フランス革命の思想と行動』(河野健二)という本を借りてきました。 京大の教授だったそうだから、まっとうなこと...

    • マルクス主義は、観念哲学や宗教に対して唯物論哲学を掲げて対抗したように 既存の経済学や歴史学に「観念論的な社会科学」というレッテルをはり、 それに対してマルクス経済学・歴...

    • 詳しくないけど、著者の著書リスト見るとマルクスのことも書いてるね。 ググった限りではマルクス主義者かどうかは判断付かない。グレー程度。 まあ、ルソーとマルクスとヒトラーは...

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