2010-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20100813205731

戦争と戦闘行為は違うよ。

クラウゼヴィッツがいうには、「つまり戦争とは、敵を自分たちの意思に屈服させるための暴力行為」、軍事的手段は、政治ひとつの手段にすぎない、んだって。逆をいえば、政治外交は、軍事力を使わない戦争、ということなんだろうね。

そして、戦闘行為は、戦争において実際行われる行為の中の軍事面だけを示していて、「戦闘行為は成功したけれど、戦争は失敗だった」と、いう事もあるそうだよ。

だから、戦争でかならず兵器が使われるわけでもないし、人が死ぬワケでもないけれど、戦闘になると話は別、みたいな?

まあ、私もよくわかってないんだけど、元増田も、ちょっと、ごっちゃにしているね。(上から目線でゴメンね!)戦闘の目的は「敵を倒すこと」「勝つこと」だけど、戦争目的は、そうでは無いんだね。

そして、意外(?)と、経済的な動機が、戦争の原因になったことは、歴史の上ではあまりないそうだよ。

皮肉なことに、戦争が不可避であるという確信が、戦争を引き起こす主要な要因だったのである。


国際紛争 理論歴史 ジョセフ・S・ナイ・ジュニア

んで、戦争に負けたらどうなるか。

以下は、スターリンユーゴスラビア指導者ミロバン・デュラスにいった言葉

「この戦争は、過去になかったものだ。ある土地を占領したら、占領側はかならず自分社会体制を押しつける。その軍隊が強制する力を持つかぎり、かならず自分社会体制を押し付けるのだ」

日本戦争に負けた時の事を考えたら、とても興味深い言葉だね!

記事への反応 -
  • 今NHKの番組みてるけど、やっぱ戦争は必要だよね。 人類の歴史は戦争の歴史。これは覆せない。 今だって戦争してる。殺し合いの戦争じゃなくて、製品開発の戦争もある。競争とか...

    • 戦争と戦闘行為は違うよ。 クラウゼヴィッツがいうには、「つまり戦争とは、敵を自分たちの意思に屈服させるための暴力行為」、軍事的手段は、政治のひとつの手段にすぎない、んだ...

      • 気に入らんね。 クラウゼヴィッツがいうには、「つまり戦争とは、敵を自分たちの意思に屈服させるための暴力行為」、軍事的手段は、政治のひとつの手段にすぎない、 これと比較し...

        • 「外交は、敵を自分たちの意思に屈服させるための行為。軍事的外交は外交のひとつの手段にすぎない」というのなら論理的に納得できる。 指摘してくれて、ありがとう。 ただ、釣...

    • 自分は戦争には全面的に反対しとく。 というかまず、人殺しはダメでしょう。 特に国が国民に他の国でも人を殺すことを強要するのはダメだろう、ってスタンスで。 それにもう経済的...

      • 元増田は、人殺しの戦争がいけないならいけないでいいけど、何らかの激しい競争はないと発展しない、と言ってるんでしょうよ 中身読んでる?

      • うん、戦争は良くない。 だからまず薄汚いアラブ人、チベット人、アイルランド人、チェチェン人を皆殺しにすべきだよね。 みんな平和に暮らしたいのにあいつらが戦争を仕掛けている...

        • そうそう、だからこれからも原爆をどんどん落としたり、戦車でひき殺したりしてどんどん虐殺して行けばいいんだよ

        • チベット人、アイルランド人、チェチェン人は被害者、ロシア人、アメリカ人、中国人(漢民族)がいなくなれば平和。

      • 冷戦みたいに、平和なときでも何らかの形で戦争みたいにはなってるけどな。 お互いに国家ってのは互いの利益を追求して他の国を協力の建前で利用しあうわけで。 外交の戦いと技術戦...

    • 技術は戦争の手段であって、それもかなり遠い手段だ。「技術革新のための」戦争というのは本末転倒だと思う。 戦争(というか外交のすべて)は「私の属する所属集団を、守り、食わ...

    • 戦争はなくとも技術は発達する。 そこに競争があればいい。

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