日本のサブカルチャーの中でボーイズラブ(BL)は大きな部分を占めています。
ボーイズラブ(Boys Love、略してBL)とは、日本における男性同士の同性愛を題材とした女性向けの小説や漫画のジャンルのことである。-Wikipediaより
多くの男性からするとちょっと理解できない嗜好だと思います
BLを女性同士に置き換えたのは百合ですが、男性にとって百合はBLほどの人気はありません。
一般的には男性は女性に、女性は男性にそれぞれ魅力を感じます。
純粋に見るだけなら自分と同性の存在なんて邪魔なだけでしょう。
らき☆すただってけいおん!だって男はほとんど出てこなかったじゃないですか。
BLはその原則に忠実に沿っているわけです。
ではなぜ男性向けのエロには男性が登場するかというと作品内にて感情移入するキャラが必要なためです。
女性同士が絡み合っていても感情移入できないので百合にはあまり人気が出ない。
もう一つBLと女性の関係にとって重要なことは「女性の不在」です
かと言って一方に自分を置き換えているわけでもありません。
純粋に2人の男性の恋愛を鑑賞するのが楽しい。それがBLなのです。
「私は見ているだけで幸せ」というわけです。
これは何かに似ている。
そう母性愛。
自分のことは愛してもらわなくてもいい。ただその姿を見ているだけでいい。
もちろん女性にも「愛されたい」という気持ちはあってそれがレディースコミック(女性向けだけど男と女の絡みが描かれる)などに現れるのではないでしょうか。
ただし今の市場規模ではBL>レディースコミックなのは女性にとって愛されたい気持ちより母性愛が優っていることを示していると思います。
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