匿名ダイアリーでも37ぐらい記事があったが、「アダルトチルドレン」について知るべきだと思う。私が今知っている知識で書こうと思う。正しい知識を得るには、「アダルトチルドレン」がキーワードになっている本を読むべきだ。そして、心療内科や精神科を受信することを勧める。
人間関係がうまくいかない、と思ったことはないだろうか。誰かと一緒にいるときに、話ができずに困ったことは無いだろうか。
この前アルバイトをしたんだけど、その依頼主がたぶん「アダルトチルドレン」。初めての仕事でできない僕に向かって、「不器用だなぁ、おまえ。」「そうだな、それだと扱いずらいって思わないか?」「そうだよなぁ、そうやった方が簡単だよな。(その前に依頼主がやったようにやってやると。)」と、恩を着せるように話をする。
一方、僕が最初からできることについては、一切触れない。アダルトチルドレンは、「自信」が無い。そして、行動は両極端に振れる。つまり、ものすごく自信があるように振る舞ってしまうから、自信が無くて落ち込むか。
この場合、依頼主の場合は、自分の自信の無さを埋めるために、仕事のできない僕に向かって「恩」を着せるのである。そうすれば、自分が「できる」人間であると思えるからである。こういう生き方に慣れてしまっている。これが「アダルトチルドレン」である。
すでに仕事納めも終わっているであろう時に、客先めぐりをしている自分を、「会社は休みなのになんで仕事してるんだろうねぇ。」などとお客様に向かって「恩」を売っている。その車も社用車ではなく自家用車だ。お客様にとっては「過剰サービス」となることをやっている。そうやって、無理に人間関係を続けよようとする。
自分が「アダルトチルドレン」であることを認めるのは「怖い」ことだろう。自信を持て無い故に、なんだか「病気」とも思える「烙印」の様に感じてしまうからである。また、「偏見」も大きく差別する心を持っている。
アダルトチルドレンは、自分の失敗を認めることが苦手だ。向き合うことも苦手だ。そこから逃げるために依存する。
依存というと、薬物という印象があるが、それだけではない、酒、タバコ、ギャンブリング、食事、ゲーム、恋愛、ケータイ、インターネットなどに時間を使い尽くす。金も使い尽くすから生活が成り立たなくなる。僕の場合は、「砂糖」だ。とにかく、いらいらしはじめるとたくさんとってしまう。砂糖はとりすぎると、インシュリンが出すぎてしまうために、低血糖を招く。つまり、簡単に寝てしまえるのだ。辛いことに向き合わずに、逃げることができるのである。
土日になると「うつ」になる。土日は父が会社に居てあばれるのである。それが嫌だったのが原因なのだろう。
アダルトチルドレンは、完治するというものではない。生まれてから成長するにしたがって、自分の体や精神に深く縫い付けられてしまったようなものである。取り外すことはできない。
しかし、自分と向き合うことで、人間関係が改善するように生きることは可能である。もう一度生まれ変われる。
アダルトチルドレンは、「自助グループ」というところに定期的に集うことで、自分たちの中にある「子供」を癒す。そして、より良い生き方を「仲間」から学ぶのである。
「自助グループ」の活動は宗教活動に似ているためそれだけで嫌悪する人もいる。私も最初はそうだった。しかし今では、宗教活動とは、食事、運動、考え方などをより良く生きるための生活指導であると考えている。
親から「愛」を受け取れなかったアダルトチルドレンは、「愛」を信じられない。故に自分を信じられない。そこから抜け出るためには、「愛」の絶対的な存在が必要なのだ。それを、「自助グループ」では「ハイヤーパワー」と呼ぶ。
この文章を読んで、今困っているアダルトチルドレンが、自分がアダルトチルドレンであることを知り、それを認め、自分と向き合い、回復の道を歩むことを切に願う。
心の平安が得られます様に。
家族史もわからない他人を「あいつはアダルトチルドレンだ」とか言う人に、アダルトチルドレンについて知るべきだって言われてもなー。 変な自助グループにつかまってない?ホメオ...
アダルトチルドレンとはアルコール中毒や薬物中毒の親に育てられた子供のうち、成長して大人になった人達のこと。 大人になったのにチルドレンじゃおかしいからアダルトを冠につけ...
ご指摘ありがとうございます。 そうですね。「アダルトチルドレン」≠「子供っぽさが残った大人」ですね。文章から間違ったニュアンスが出ていたとすると良くなかったですね。他の...
なるほど。ご意見ありがとうございます。確かに「華族史」を知らぬ相手を「アダルトチルドレン」と言ってはいけないですね。「ホメオパシー」も勉強になりました。 世の中は知らな...