2009-10-01

爆笑問題田中と同じ病気になった

爆笑問題田中2000年に睾丸摘出の手術を受けたが、自分も同じ病気になった。


テレビでは笑いのネタになっているが、この病気悪性腫瘍(ガン)です。

結構、シャレにならないので男性の人達はこれを読んで認識を深めて頂きたいと思います。



当方は32歳男。既婚で子供なし。


発見8月上旬自転車に乗ったら右の玉をサドルにぶつけた時に痛くて

さわってみたらなにか大きくないか?と疑問に思い、左と比べてみたら1.5倍ぐらい大きい。

ただ、痛みはなく、射精もできるので1週間ほどほっておいた。

お盆休みになり、家でゆっくりしているのとジーンと軽い痛み?違和感?が出てくる。

仕事も忙しくなかったので、お盆明けに病院へ行くと、睾丸にできるガンである

可能性が高いと伝えられる。


・この病気は10代後半~30代に多い。

・発症者数は10万人に1~2とめずらしい病気

・強い痛みがないため、1年以上放置してしまう人もいる。

超音波検査エコー)でみると確かに左と比べて右がまだらのため腫瘍であることは確実。

・詳細な診断は摘出後に病理検査をしてみないとわからない。

・ガンが進行している場合、リンパや脳・肺に転移する。

・睾丸は1つになり精巣機能は弱まるが、子供を作ることは可能。


今回は発見が早かったが、この病気は進行が早いので、早急に摘出手術をすることになった。

一旦自宅へ戻り、仕事中の妻へ連絡し一緒に入院先の病院へ。

ガンと言われてショックを受けつつも夜に手術。

実際の手術時間は1時間強。下半身だけの麻酔なので摘出後の部位をその場で

見せてもらったりした。



入院期間は1週間ほど。さらに1週間後に病理検査の結果が出た。


・診断はセミノーマstage1。他に転移はなし。

・生存率はstage1・stage2:ほぼ100%、stage3:60%。

・再発した場合はリンパや脳・肺に転移した形で現れる。

・再発率は10~15%。ただし、抗がん剤の効果が非常に高いので、根治は可能。

抗がん剤には10%ほどの確率で精巣機能を失う場合があるため、

 子供を作る予定があるならば精子保存をしておく。


そのため、定期的な検査で経過観察となり、今に至る。




まとめ

・睾丸が肥大していたら、ほっておかない。

・睾丸の炎症と誤診される場合があるため、性能が高い超音波検査エコー)が

 ある病院泌尿器科へ行くこと。

結婚している方で子供を作る予定がある人は早く作っておいた方がよいかも。


おまけ

入院期間中は看護師さんに毎日局部を晒すという辱めにあいます。

みんな若い女性だったので、一番そこが辛かった・・・

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