2009-03-07

フリーソフトは有料ソフトを駆逐するか?

http://anond.hatelabo.jp/20090307004125

音楽だけに限った話じゃなくて、なんでも無料で享受できるという発想は、

単純に「労働に対しての対価」という価値観がないんじゃないか?

購入厨」とか言い出す頭にウジのわいた小学生じゃないんだから、

無料DLできるからとか、払う価値がないから払わないとかじゃなくて、

こちらが「モノ」を入手する対価を支払うのは、当然のことだろう。

音楽でもマンガでもニュースでも飯でも教育でもなんでもいい。

その提供する「モノ」を作るのに、時間や金がかかってるわけだ。

ニュースだって、記者があちこち取材して記事を書いてるわけで、

その記者への給料はどこからきてるか?って話なわけで。

音楽なら楽器から始まってレコーディングの機材、スタジオの代金、

CDならプレスする代金。流通コストジャケットデザイン料がかかってる。

そして何よりミュージシャンへの利益が確保されなければいけない。

音楽は決して無料で作られているわけではない。

だから、無料で手に入れられるべきではない。

無料の場合は、あくまで「広告」としてそれを配布しているのだと気がつくべきだ。

と、ここまで書いてフリーソフトのことを思い出した。

今これを書いてるのはsakuraエディタだし、ブラウザfirefoxメーラーThunderbird

画像の閲覧はIrfanView、たしかに「無料DLできるもの」ばかりだ。

OSだってLinuxなんかは無料なわけで、

そうなると無料のモノが有料のものを駆逐する、というのはあながち間違いではない気もしてくる

(とはいえPhotoshopFLASHは買い続けることになるだろう)。

ただ、いくら無料だとはいえ、最低限感謝の気持ちは忘れたくないし、

Wikiディアのように寄付を募っていれば、寄付することは、忘れてはいけないことだと思う。

「金」っていうのは、誰でも使える、何にでも使える、便利な感謝の気持ちを表す道具なんだ。

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