最近、なんか世の中ギスギスしてるよーな気がします。やれモンスターペアレントだの、誰かが謝罪会見しただの、炎上しただの、どうせ俺には彼女ができないだの。実際のところ、今の人たちって昔の人よりもモラル意識が高いと思うのよ。だからこそ、モラル意識の低い人が浮き彫りになっちゃう。「昔はよかったー」なんて言う人もいますが、なんのこたーない、それは悪い点が見逃されていただけだと。
けどねー。やっぱギスギスしてるよーな気がするんですよ。批判だー罵倒だー炎上だー。他人の悪いところに目が行ってしまいがち。もっとね、いいとこ見ようよ。楽しいこと考えようよ。でっかいこと言っちゃうけど、社会の空気が変われば、消費も拡大して景気もよくなるよ!
いやー、ちょっと言い過ぎか。まあ、何がしたいかっていうと、その、良い感情に名前を付けたいのよ。たとえば「萌え」とか「なごみ」とかってあるでしょ。実体のない感情でも、名前がつくととてもわかりやすい。認識しやすい。意識しやすい。「萌え」っていう言葉が普及するまでは、その感情をどう表現していいかわからなかった。あるいは、表現の仕方がバラバラだった。
名前のない感情は、どうなるか。流れていっちゃうんだな。忘れやすくなっちゃう。萌えるシーンに立ち会って「今のは“萌え”だなー」と記憶することができない。「なんだか心があたたまった」で終わっちゃう。というわけで、良い感情に名前をつけたいのだけれど、それはどういう感情なのか。「萌え」でも「なごみ」でもない、なんだか心地いい感情。
たとえば、こないだ俺ひじき買ったのね。乾燥ひじき。でも、ひじきのレシピ検索してもだいたい煮物。もーわかってるよっていうくらい同じよーな煮物のレシピばかり。でも、見つけたんだ、「ひじきはパスタにも使えるらしいですよ」って書いてたの。もう俺の心はズキューンとうごめいたね。「え?え?パスタ?って洋じゃん、それ西洋じゃん!」て。もうありきたりな発想の裏側を思いっきり竜巻旋風脚されたわけ。でも、たしかにたらこや明太子はパスタに使える。そう考えると、ひじきもありかなっていう納得感もあったわけ。素晴らしいミステリー小説を一冊読み終えたような、それでいてタツノコアニメに新型ロボが登場したような気持ち。オドロキとワクワクが同居している状態。「俺が探していたのはコレだ!」感。
他のシーンでも、こういう気持ちになることあるよね。たとえば、日向小次郎が偶然にも雷獣シュートのヒントをつかんだとき。自分の脳内にしか存在しないと思っていた理想の異性が目の前にいたとき。簡潔に言うと「コレだ!」+「ワクワク」かな。
この感情に名前をつけたいのだけれど、何がいーかなー。できれば動詞がいい。造語でなく、「萌え」や「なごみ」のように馴染みある言葉がいいけれど、難しいかなー。「ときめき」だと、ちょっと違うしなー。うーん、長くなったのでいったん切る。なんかいい名前ないかなー。
「ひらめく」とか「見出す」とかどうかな?ちょっと違うかな?
目から鱗、はちょっとニュアンスが違うのかな? トキメキから語感をもらって、ヒラメキ? あと、青天の霹靂という言葉が浮かんだけれど、これにはワクワク感の様な意味はない。個人...
感覚的には「キタコレ!」だな。「wktk」も近いような気もする。 興味深いものを見つけて犬が耳をピンと立てるような感じ。 んー、あまり良くないときにもつかわれるけど「おっきする...
すごく今更だけど気になったので 「俺が探していたのはコレだ!」感。 たとえば、日向小次郎が偶然にも雷獣シュートのヒントをつかんだとき。自分の脳内にしか存在しないと思っ...