はてなのホットエントリーが非モテの話題で埋まってて見苦しいような気がしたので書いてみる(半分以上冗談だと理解したうえで)。増田諸氏は本当にモテたいと思っているのだろうか。けど、そう考えているうちは駄目だろう。非モテの主体が男性であるなら、モテたいイコール
女→男
の構図になる。しかしこの構図が成り立つのは男性のうち多くて2、3割ではなかろうか。根拠はないけど。けれど私の経験則で言えば大抵は男性側からアプローチを行い、女性側に少なからずその気があればカノジョカレシの関係になれる、かもしれない。とにかく待っていては駄目だ。
とはいえ、どこでどのように、という問題はある。非モテゆえに重要な問題である。そこで私が30半ばの頃に試していたことを書いてみる。いささか都市部に限定されるかもしれないが、そこは勘弁してもらいたい。
30代半まで私は非モテであった。いやカノジョのようなヒトは居たり居なかったりした。けど多くの非モテがそうであるように、コミュニケーション不全のまっただ中だった。余りに閉じた世界に居たのだが、ある日突然イヤになった。イヤになったのだが友人知人が極端に少なく、自分がどのような状況にあるのか確かめる術がなかった。そこで何を考えてかバーやらカフェやらのカウンターに行くようにした。
これがなかなか面白い。最初の2、3回はマスターと話をする。たわいの無い話だ。天気のことや、流行の音楽や映画の話程度が良いだろう。オタ・政治・宗教、あと下ネタは心の底に止めていただこう。もう何回か通うと常連さんを紹介してもらえるかもしれな。その方が女性なら幸運である。相手にも拠るが気を使って話しかけてもらえる場合も多い。マスターが間に入ることもあるし、そこは場の雰囲気に合わせできたら聞き役に徹してみてはどうだろうか。反論や突飛な話は無しでお願い。
そうやって所謂世間が何を話題にしているのか肌で掴んでいった。遅きに失した感はあるが30代後半は割と聞き上手になり、そうすると何となく引くところ押すところが分かってくる。あとは機会さえあれば自然と話が出来、必要なときに自然に(そりゃ一大決意には違いないが)告白もできるようになる。何より気になる女の子を誘うお店が出来るし、そういうお店ならマスターがこちらを立ててくれる。
だからこそ増田諸氏に申し上げたい。モテや非モテの話題をブックマークする前に外へ出て、誰でも良い、まず「他人」と話をしてみることだ。それこそ実践あるのみ。モテたいと思うのなら尚更ではないだろうか。
何?服?えっ?お金がない?それでもまずは動いてみよう。それしかないのだから。
さて最後に当方のことを書いておこう。40を過ぎた今私はモテになったのだろうか。否。単に賞味期限が切れただけだ。実は身体を壊してしまってそこどころではない。そう後悔してからでは遅いのだ。がんばれ。
「賞味期限の切れる前に??http://anond.hatelabo.jp/20080729002212」を書いた増田です。前回はえらい態度でかくてすみません。はてブにも「説教or自分語りがしたいだけに見える」と書かれてしま...