はてなキーワード: 18きっぷとは
「のぞみ号」の新幹線料金は、原則支払われない。
これ、なぜですか? >おしえてえらい人!!
偉くはないものの国立大学の中の人がコメントすると、旧来の国の会計基準だと「のぞみ」料金はぜいたく料の扱いということで支給されませんでした。厳密には、旅程も指定されているので、自腹で「のぞみ」に乗るのもダメで、「ひかり」「こだま」利用です。(補足:税金支給の旅費で、逆だったら怒るでしょ?たとえば官僚が新幹線料金をもらっておきながら18きっぷで移動して浮いた旅費をポケットに入れてたりとか。だから、逆事例もダメです。厳密に旅程を運用するのが規則です。)
というのは、JR東海が「のぞみ」を新設した時は、従来の「こだま」「ひかり」が十分走っている上に「のぞみ」が追加されて、料金の方も、「乗車券」+「新幹線特急券(当時は全席指定席)」+「のぞみ料金」という構造になりました。これは今も変わりません。
つまり、当時としては「ひかり」と本数も時間も大差ないにも関わらず、より多くの料金を払わねばならない「のぞみ」はぜいたく便だったので、「国のお金を使ってるんだから、節約しなさい!」という理由で、のぞみ料金は却下されていました。
類似例では、成田エクスプレスの特急料金、関空特急はるか・ラピートの特急料金も、ぜいたく料扱いです。
現状のダイヤを見ると、東京・品川・新横浜~名古屋~京都・大阪を新幹線で移動するには、事実上「のぞみ」一択なんですが、上記のような理由による旧来の会計基準が今でも運用されています。
ただし、最近では、一部の独法(たとえばウチの国立大学法人)では、「現実に沿った支給」ということで、「のぞみ」の利用や「成田エクスプレス」の利用が認められつつあります。
また、本例の「原則」というのは、たとえば出発地からの旅程上、絶対この「のぞみ」に乗らないと移動できないし、その場合が最も効率的であると判断されるようなルート(なんてあるのか?)であれば、支給される場合もある、ということだと思います。たぶん。
今朝、都内に向かう電車の中で、茶パツを小汚く伸ばした小デブなおっさんが
一心不乱に携帯を見ていた。
たまににやついたり吹き出したり、突然左手で「よしっ」と拳を握りしめたり
株価でも見ていたのだろうか。
とにかく挙動が忙しい。
それだけなら、まだいいのだけど。
このおっさんは入り口のそばに立っている。
そして電車は混み合っている。
電車が揺れるたびに人と人がぶつかる。
入り口の近くにもたれているおっさんにも誰かがぶつかる。
そのたびに、おっさんはぶつかってきた人を睨むのだ。
これがヤンキーならわかるのだが、一応、スーツを着てるおっさんである。
紫のマフラーにチェックのバッグとか持って、
ちょっと「イケてるおっさん」を狙ってる感じが見え見えなおっさんである。
顔も体も、グレート義太夫と古田新太を足したような感じだったけど。
少し老眼なのか、携帯を少し離さなければ見ることができないのか
手を伸ばして携帯を見ている分だけ、他の人よりスペースを保っている。
そして小デブ。
つり革につかまっていようとも、誰にもぶつからずに電車に立つことは困難な時間。
そこでおっさんはぶつかってきた人を睨みつける。
持っていたカバンをそのおっさんにぶつけてしまった、私のことを睨みつける。
思わず睨み返した。
おっさんはさらに睨んできた。
「醜いなぁ」と思った。
電車でドアの前に座り込み、駅で停車してもどけようともしないバカ高校の高校生の頭を
降りるときにドジを装って持っていたスチールケース(重量10kg)の角にぶつけたことを。
近くに立っていたきれいな女の人にひたすら話しかけ、無視されても話しかけ続ける酔っぱらいの足を
これまた降りるときに気づかないふりをしてピンヒールで踏みつけたことを。
18きっぷで旅をしているとき、隣に座って「一緒に賛美歌を歌いませんか!」と話しかけてきた
「私もキリスト教(の大学を卒業した)だが電車という密室で勧誘という行為をして良いと
主が述べたという話は聞いたことが無い」という、支離滅裂な理屈で追い払ったことを。
あの頃の私は若かった。
だがもう私は若くない。
あの頃の私ならどうしただろうか。
いや、今の私ならどうすべきだろうか。
降りるときにおっさんが着ているコートのフードにゴミを入れて行くか。
降りるときにおっさんの背中にぶつかるふりをして「私は心が狭いデブです」という張り紙をはるか。
やはり王道、降りるときにわざとらしく足を踏みつけるべきか。
おっさんがつけているイヤホンを外して一言「死ねば良いのに」と言うべきか。
「ぶつかりたくないならグリーン券買えばぁ?」と水銀燈の口調で言うべきか。
考えているうちに、おっさんは渋谷で足早に降りていった。
まるで逃げるような速さだと思った。
明日もあの電車におっさんはいるのだろうか。
乗り換えのためには、あの車両が都合がいいのだけど、
またあのジトッとした目で見られるのは嫌だな。
乗ってから言えというのも分かるし、機会があるなら乗ってた。
確かに、非18きっぷ帰還中のガラ空き具合と
18きっぷ期間中の(定期)ながらの殺伐さ具合の差はヒドすぎる。
以前は一部喫煙席で、しかも先頭車同士の連結の組み合わせのところは、
車両同士を区切る扉がない状態で喫煙・禁煙車が隣接していたので、
18きっぷが使えないから??という理由で、ながら反対にどうこういう気は、
僕の個人的意見としてはないし、むしろJR-Wのムーンライト客車シリーズのように
夜行便がどんどんなくなってしまうのは、非常に苦しい。
東京の、「もうちょっと先」に現場がある人間だっているんです。
そんなこんなで、最近はチケがとれればサンライズのノビノビを使う機会が増えました。
前述のように、個人的には18きっぷで移動できることよりも夜間に鉄道で移動できることの方に
価値を見いだしているので、たとえばJR-W/C/Eの3社とも運行・乗り入れ実績のある特急(座席)車両、
たとえば681/683系を使って、下り東京駅23:55発/上り東京駅5:30着の夜行座席特急を運行してくれれば、
それはそれで乗車したいです。