はてなキーワード: 経営資源とは
IT屋はハード・ソフトの生産拠点としては随分海外を活用してるし、
ハードのマーケットもそれなりに開拓してる。ただサービスやソフトの
マーケットとしてはグローバル展開に挑戦しては失敗して…の繰り返しで、
もはや懲り気味なのは確か。大成功レベルはTRON、MPEG2、JPEGくらいかも。
ITサービスはなんと言ってもWinner Takes Allだから、一番じゃなきゃ駄目。
そうなると基盤となる言語障壁と文化障壁がない国内マーケットがでかい
アメリカが圧倒的に有利。
日本が成功してないんじゃなくて「アメリカ発以外のサービスが成功しない」
のがITサービス。
それにITサービスをアメリカ企業が寡占したところで、それがアメリカ経済
に無茶苦茶寄与してるかというと、IT産業のマーケットが如何に大きくなろうと
アメリカの貿易赤字は続いてて、薄利(ゼロ利?)多売のネットサービス
なんて世界を席巻しないとおいしくないし。日本企業としては、あんまり
経営資源を突っ込むとこじゃないよ。
後、ゲームは、ソフトで任天堂の活躍があっても15年以上日本企業のシェアが
下がり傾向と言う、典型的なグローバル化での負け業界なのに、日本が
頑張ってる例に「ゲーム」とか挙げちゃうのはちょっとね。
脇からすんません。
原油とか穀物とかの先物市場は、生産者にも実需家にも、将来の需給変動リスクをヘッジするっていう機能がありますよね。
将来の需給変動リスクなんて、煎じ詰めれば競馬の予想と大して変わらないわけで、個々の企業が数値化するのは無理っぽい。ところが、投機家の参入による相場形成により形成された先物価格という数値を用いて、そうしたわけわからんリスクを簡便にヘッジできるのなら、生産側にとっても、実需側の企業にとっても、「競馬予想的リスク回避作業」みたいな無駄な費用の大幅な節約になり、ひいては、各々の経営資源をより生産的な投資に向かわせることもできるんじゃないでしょうか。
もちろん、いわば多数決で競馬予想してるようなもんなので、厳密に正確ではないし、バブルも発生し得るでしょうけど、投機家の相場観というのもそう捨てたもんでもなくて、要は、投機家が暴走して先物市場自体をぶっ壊すような変な行動をしないように制御していきましょうね、というようなことではないかと。
収入だってそう、モテについても※然りだ。
最終的な目的は『楽しく生きる』『人生をより豊かにする』ってとこだろう。
もしかしたら『リアルで充実』することと言えるかもしれない。
もちろん何をもって『楽しい』『豊か』『充実』とするかは人の趣向によって違うし漠然としている。
ブランディングや社会貢献、企業合併、人事採用はあくまで手段であって目的ではない。
で、企業は最終的な目標を達成するために、自社が持っている経営資源をうまく組み合わせて戦略を策定し、市場にコミットして収益をあげる。
人もそう、学歴や収入、異性との付き合い、友人付き合い、家庭…
そういった選択肢の中から自分の能力や趣向に合わせた資源配分を行って収益の最大化を図る。
つまりあなたが言うところの『努力』のかけどころは人によって千差万別。
だから低学歴であっても資源配分に成功して人生における収益をしっかりあげている人は=目的を達成できている人は『学歴なんて関係ない』と言える。
逆に非モテであっても心底モテに興味がなければモテは収益の一部として不必要だ。
さてあなたはどうだろう、高学歴と言う戦略を選んだようだが収益はあげられているかい?
こんなところで愚痴めいたエントリーを書いてるところを観るとそんなにうまく行っている訳じゃなさそうだ。
『リアルで充実』とはかけ離れた生活を送っていないかな?
低学歴モテは、『あなたがモテによって収益をあげられるのであればその努力をしろ』と言っているのである。
そこであなたが、学歴以外の手段で収益をあげることに成功している人間に向かって
『学歴の努力なんでしなかったのww』と言ったところで無意味である。
もちろんあせることは無い、人生は死の瞬間まで続き人によってはその後も名を残す場合だってある。
高学歴非モテは高学歴非モテなりの軌跡を描いて収益を高めていく方法がいくらでもあるはずだ。
だからあなたには変な固執を捨てて、見栄や卑屈さを捨ててより高い収益を上げるための努力を行ってほしい。
高学歴を勝ち取った努力家なあなたになら出来るはずだ。心から応援している。