はてなキーワード: カルネアデスの板とは
どんどん草生やして必死だよね。客観的には壊れたレコードでしかないんだけど。
>いや「有限」と「足りない」は違うだろw
>アメリカの悲惨な自由主義医療の例もあるし、世界大恐慌の例もあるなあ。
>前者を支えているのが、ことさらに「社会主義医療」の恐怖を歌う議論上の詐術なんだけどな。
保険制度は逆選択の問題があって、公的な皆保険の方が「効率的」となる可能性があるんだよ。
ここでも求められているのは効率性、資源の有効活用。個々の製薬会社や医師、保険会社らは
自由主義経済で儲けてるでしょ。それが世界中からの優秀な医師の確保や新薬の開発につながっていたりする。
残るは政治や行政の問題、再分配。ただ他方で、最近の日本の医療崩壊が、診療報酬や医学部定員と言った、
行政や政治の杜撰な決定によってもたらされている面がある。そして重要なのは、それらを再分配によって修正するには、
誰かを「かわいそう」な目に遭わせる必要がある点。医師だったり患者だったり納税者だったりね。資源は常に有限。
世界大恐慌については政治や行政の失敗。アメリカのFRB自体がそう言ってるよ。
まあでも今の所、クメール・ルージュや大躍進や某地上の楽園のような地獄絵図は見あたらないよね。
>つか、そういう実例の評価の話じゃなく、あくまで学問的モデルとして提示しなきゃ話がおかしくないか?
>とりあえずさっきの投稿で、君の考える企業像が現実に即してないことは示したなあ。
どこで?つかこっちは「いわゆるネオリベラリスト」じゃないよ。再分配重視してるし。
>なるほどなるほど。そんなに優れた例なのであればどうしてあの先生は謝ったりしたのかねえ。
>出来てないw
経営学というか企業を始めとする組織のいらない世界というのは、妄想の中では存在しうるね。
>お前の中の企業はそうなのかもしれんが、現実の企業は必ずしも利益の最大化だけを目的にしてるわけじゃないねえ。
より利益を上げないと不要な本店の維持なんて無理でしょ。当たり前の話を繰り返させないでほしい。
>いや、かわいそうな百貨店を生かすのだって別に行政や政治の問題だけじゃないだろうに。経営者の判断の話だが。
いや、「かわいそう」と思う主体は「かわいそう」な百貨店じゃないよ。行政や政治の話。
経営者はいかに競争相手を「かわいそう」な目に追い込むかを考えてるわけ、いつも。
そういう意味では百貨店と競合他業態は対等なの。カルネアデスの板だね。
悪い、単なる見落とし。冗長だから省いても良かったと思うけど。
ま、そちらの理屈に反論出来ないなんて事はまず無いから安心してほしい。
それって長期的な評判の問題だよね。結局、企業は自分の利益の事しか考えてない。
というかこれ、件のサヨクの人達が分裂勘違い君劇場さんに説教してた内容だけどね。
経営学や経済学では「企業は自分の利益しか考えていない」と想定するってさ、彼らも。
後は(というか元々そうだが)全部ゴミかな。論破or説明済みなんで面倒。
>そこで「必ず」って書いちゃうのは、ドグマ的に見えるんだよなあ。
パレート最適から資源を再配分するんだから「必ず」誰かの効用は減るよ。
で、「かわいそう」派のようにパレート最適自体に不満を持っている人もいるから、
いかように配分しても「必ず」不満はどこかに存在する。
>十分な資源があって、
希少資源をどう配分すべきかという問題意識こそが両者の出発点。
>それは君が否定してる複雑なモデルの上でしか解析できなくねえ?
別に否定してないよ。多時点間の資源配分を考えてもも、大凡トリアージ的な発想が
効率的な資源配分をもたらすよ、という話なだけ。論点はトリアージが経営学の例示
として適当かどうかと言う点だから、余談以外の何者でもない。ただそちらが反論として
挙げた「長期的には違うかも知れないじゃないか、だからトリアージなんて経営学上も
おかしいのだ」という言い分は却下される公算が高いよ、という事になるよね。
>「全百貨店の存続」を目的にするのも単純化という意味では同じだね。
同じだね。ここ20年ばかりの日本経済を見ると、長期的には悲惨極まりない結果になると思うけど。
それは個々の企業の直面する経営の問題と言うより、政治的・社会的な再分配の問題。
>複雑なモデルが必要なんだということを学ぶチャンスなんじゃね? ほんとはね。
それは「経営学本来の問題じゃない事を経営学で引き受ける」という点で複雑とは言えそう。
非効率な上に意味のない話だと思うね。
>それにしてもトリアージを持ち出すのはちょっとねえ。もうちょっと方法あるだろ。
まあ「人命が係わるから不謹慎」という言い草は認めるとしても、それがナチスだ何だという
妄想は概ね却下されたと見ていいね。ただ、ブコメで少なからぬ人が反感とともに納得を
覚えたように、必ずしも不適切な例ではないどころか、相当効果的な劇薬といった感じじゃないかな。