さくらよ
覚えているかい
去年だったから私が
不甲斐なく寝転んでいたことを
あの時お前はまだ葉を落としたばかりで
ざらざらの肌に酸素があたっていた
この丘を覚えているかい
私が人生に「もういやだ」と告げて
星空だけ信じあう友だと
半ば勝手に決めつけて寝ていた丘を
あの時食べたハンバーガーの味を
今も覚えている
私は今も不甲斐なくお前の前に立っている
相も変わらず人生は「もういやだ」ばかり
さくらよでもそれでも
また化粧をしたお前に会えて
私は嬉しい
もうすぐ星空が私を慰めに来てしまう
その前にここを去らなければいけない
こんな私の話を聞いてくれてありがとう
Permalink | 記事への反応(1) | 18:45
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自分に酔ってるねぇ。