学生時代、教授が「前提として、近年の若年層は…」と話し始めた内容に、それは違うのでは?という点があった。
前提だから、ここが違えばその後の話が全部違ってくる。でも体感的にどう考えても違う。誰も何も言わない。ざわざわもしてない。話はどんどん進んでいく。
俺はかなり迷ったけど挙手して、違うのではないか?と言った。教授はとても驚いて、前の席の学生にも確認した。何人に聞いても教授の前提が違うという答えだった。
結局教授はその日、講義の内容を変えたんだけど、忘れてしまった。それより学生が全くリアクションもせず静聴して、教授に直接確認されたら「違うと思ってました」と答えたことが衝撃で、今でも忘れられない。
間違ってると思っても指摘なんかしない人間の方が圧倒的に多い(後からこっそり言ってくるのはまだいい方)という気付きは、社会人になってから役立ってる。
どんなふうに役立ててんの?
興味なさそうとか分かってなさそうでも、皆結構ちゃんと分かってるってことを体感的に覚えられたから、油断せずに仕事できてると思う。 プラス面で言うと、場さえ用意すればしっか...