■月が綺麗ですね
あの娘への気持ち、「推しの幸せはオタの幸せ」って自分を言いくるめていたのだけれど、結婚を意識し始めた彼氏と別れたと聞いてホッとしてしまった。
でもこれは「悪いパートナーと別れられて良かった」という風に自分を言いくるめる。
自分はあの女のいいパートナーにはなれないのだから、暇な時や寂しい時に連絡の取れる、都合のいい人間でいる。
何も求めず、ギバーでいる。
愛していない、推している。
自分が死んでもあの娘はなんとも思わないけど、あの娘がいなくなったら自分は崩れてしまうかもしれない。
都会は綺麗な月が見えている?
ここでは何も見えない。
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