■「介錯して苦痛を取るのもまた慈悲」
現代に生きていると分かりにくいことその1。
よく時代劇とか小説とかで、助からない傷を負って苦しんでいる仲間を介錯してあげるシーンがある。
苦痛を取ってラクにしてあげるというのがその根拠ということだが、
現代に生きているとそのようなことは遭遇しないので難しい。
また、50年ほど前であればそのようなことを教えてくれる先達がいたわけだが、今はほぼ皆無である。
たとえば虫とか小動物が道端でクルマに轢かれて苦しんでいたとき、介錯をするのが正しいのだろうか?
このあたりは書物で学ぶのは限界があり、先人から代々受け継ぐ実体験であるべきとも思う。
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