北条氏政の父、氏康が存命だった頃の話です。
父子で一緒に食事をしていた時、氏政が一度汁を飯にかけ、その後少なかったからと言ってもう一度汁をかけました。それを見た氏康が大きく嘆息して首を振ったので、不思議に思った家臣が、 食事の後に、どうしたのかと尋ねます。
氏康は「あいつは毎日食事をしているのに汁をかける加減も分からない。 それすら出来ないのでは、人の心が測れるはずもないだろう」と答え、 「北条氏もわしで終わりか…」と嘆いたとそうです。
むしろ味噌汁の出来が安定しないから塩分を確かめたのではないか
慎重派ともいえるがどうなんだろう
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