物体に上向きの力と下向きの力が働いている時のことを考える。
物体を上に動かしたいときは、まず下向きの力を取り除くべし。
下向きの力を取り除くことを考えずに、上向きの力を増やすことは効率が悪い。
下向きの力で上向きの力が相殺されるからである。
この一見当たり前の物理は、努力にも当てはめて考えることができる。
努力が実るためには、それを相殺するような事象をまず取り除く。
エスカレーターを逆向きに登るような努力をしないようにするためである。
勝因を増やすより、まず敗因を減らすことに注力するのだ。
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