関東のベッドタウン的なところに住んでるんだけど、近所にイオンがある。
休憩用なのか、割と快適性の高そうなクッションの効いた椅子が空いたスペースやエスカレーター横なんかに等間隔に置かれている。
そこに老人たちがいる。
等間隔に並んで座り、前を見ている。
スマホを見ている人もいるが、全体的にはただ座っている人が多い。誰かと喋っているわけでもない。そして2時間や3時間くらい平気でそのままでいる。
この辺はあまり同居世帯とかが多いような感じでもないから、家に居場所がないとかそういう話でもないんだと思うけど、わざわざこのご時世に家から出てくるだけの何かがあるはずだ。
彼らはエスカレーターを上り下りする人々を見ながら何を考えているのだろう。
私も等間隔に並んで座る日が来るのだろうか。