東日本大震災で津波の被害に遭った釜石で、奇跡的に難を逃れた子供たちのその後を追ったドキュメンタリー。
街が壊滅した釜石で、子供たちが率先してより安全な高台を目指し、数百人が生存したストーリーは当時「釜石の奇跡」と称された。
しかし、それは当事者達にとって、歴史の表層でしか無いという事を思い知らされた。
子供たちの多くは助かったが、家族や友人を亡くした人も少なくない。
奇跡の裏に、今もなおそれぞれに苦悩がある。
綺麗な歴史だけでなく、目を背けたくなる歴史をあえて掘り起こすことも、また必要なんだと感じる。
素晴らしい特集だった。
Permalink | 記事への反応(1) | 22:25
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これぞAHKではなくNHK