「いじめられたほうが悪い」という訳ではなく「いじめられっ子が悪い」と良く言われる。
ごくごく一部、ほんの一部の話だが、その点においては立場が逆転することはあるだろう。
だが、「騙されたほうが悪い」論は多くの人が必ず言うものだ。
純粋なものほど、過ちを前に「こうすれば良かったのに」と正義の金棒でぶん殴られるのだ。
そして騙された人は「そうか、私が悪かったんだ」と思う。
世の中を、ひねくれた誰も信じられないような目で見ているものが正義だといわんばかりだ。
「死ね」って発言して、反論したら「冗談じゃん!本気になるとか馬鹿すぎ!」って言い出すクズと一緒だ。
「だまされたほうが悪い」なんて一切ない。
「信じた人が悪い」なんてことも一切ないだろう。言って良いのは「残念だったね」の一言だけだ。
「騙したやつが悪い」に1点の曇りも無い。
原因と責任を混同する人が多い。あるいは日本語自体が、そこを区別する機能が弱いのかも知れない。 「いじめられる方にも原因がある」とか言ったら「そんなわけない!いじめる方が1...