■「わざとぶつかってくる人」だったかもしれない
かつて、平均的な歩行速度は大阪人のほうが東京人よりも早かった。
そんな大阪人だったオレが東京に行ったときには、はっきり言って人の流れがトロすぎた。
だから、まだ若くて運動神経も衰えてなかった頃のオレは、人混みを縫うようにして走ってたよ。
けど、たまにいるんだよなあ。こっちが避けた方向にいきなり動いてくるやつ。突然止まるやつ。
チョロチョロせずにそのまま等速直線運動続けてりゃいいのに。
ぶつかって、こっちの顔を驚いたように見る。
ふつうに歩けよって、怒鳴りたくなったね。
若気の至りだったなあ。
あれ、周りから見たら、「わざとぶつかってる」みたいに見えたんだろうな。
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