一見、納得感のある移民排斥の動機を思う付ける。たとえば...
この国に住む資格。「我々」はその資格を持っており、「彼ら」は持っていない。
「我々」はこの国に生まれたことによって、その資格を得たのではない。この国を築いた者の子孫であるが故に、その資格を得ている。
「彼ら」はこの国を築き上げることに、貢献していない。したがって、「彼ら」は「我々」と同じ資格を持ちうるはずがない。
たとえ、何の取り柄もないとしても、この国を築いた者の子孫であるがゆえに、「我々」には、この国に住み、そこそこの暮らしをする資格がある。
それを「彼ら」は不当にも奪っている。「彼ら」を叩き出せ。
でも、そんな複雑なことを誰も考えてはいまい。