2016-07-12

時間というのは誰にも平等に流れていると聞く。

ところが、僕の頭の中では数年に一度しか動いていないように感じている。

周りの友人たちは進歩し、結婚し、子供を産み、違う人たちになっていく中、

僕と、ごく少数の友人たちは恐ろしくゆっくりとした時間の流れの中で、

なんども、同じようなことを繰り返している。

たまに混乱して、溺れそうになることもあるのだけど、慣れてしまえば苦しいわけではない。

気をつけなければいけないのは、道を踏み外さないことだ。

明らかに人と違う、未踏の道を進むわけで、頂上らしきものを目指していく中、

たまに寄り道することもあるであろうが、それでも、自分の行くべき道を見失わないように気をつけなければならない。

頂上にはたどり着けないのかもしれない。

でも、自分の道を歩いたことだけでいいのだ。

身は軽いほうが良い。

大切な人たちはちゃんと幸せにやってくれるだろう。

それでいい。

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