■好きになった人の欠点を探している
好きになった人がいる。
毎晩の電話から、相手の自分への好意も何となく伝わってくる。
今は、嫌われるのが怖いから相手の欠点を探している。
欠点の多い相手だって分かれば嫌われても辛くないと思えるから。
相手と話せば話すほど、相手が嫌いな自分が出てくると思う。
その結果、いつか嫌われるかもしれない。
だから自分自身も相手を嫌うチャンスを待っている。
いや、相手に嫌われても良いやと割り切れる理由を、相手から探している。
嫌われるのが怖いから、本気で他人を好きになったことは一度もない。
そこまで好きでもない人に嫌われても辛くないから。
※例外として心から愛していると言えるのは (直接口に出したことはないけれど)既に他界している母だけだ。死んでもなお親離れが出来ていないのかもしれない。
自分を無条件で愛してくれる人をこの世で探し続けて、いつか一人で死ぬんだと思う。
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