「"全ては程度の問題だ"という論は当たり前過ぎる話で、結局何も言ってないに等しい」という言説を見たが、そうだろうか?
実際、世の中、それを当たり前とは思ってくれず(程度問題とは考えず)0か1かを求める人々がいっぱいいて、問題を解決困難にしてるケースばかりじゃないかと思う。
人々が気にする「悪い点」をマスコミがセンセーショナルに煽る陰に、それと表裏一体なメリットの存在は掻き消され、真っ当なリスクマネジメントすらできなくなってしまっている例は実際、多数あるではないか。
昨今の「過剰な炎上」「ヘイトスピーチ」も、0か1かの極端思考に基づく不寛容さがその根にあると思う。
世の中はそんなに単純じゃない。世の中のあらゆる物事には良い点と悪い点の両方があり、全ては程度の問題なんだ、ということを、もっともっと「当たり前」にせねばならないと思うのだ。
程度問題が正しいと0か1か思考で考えてる訳ですねー