■二十代半ばを過ぎて世の中がダメになっていく理由を悟った
かつて同じ教室の中に押し込められていたお仲間には、こいつは本当にろくでもないと思う奴がちらほらいた。しかしそれは少年期特有の乱暴さというか、きっと大人になるにつれて変わっていくのだと思っていた。
でもそれは楽観主義に見せかけた問題の先送り・放置だった。時は人の精神を自然と成長させることはなく、ただ身体を老化させるだけだった。
親になってはだめな人間がどんどん親になっている。大切なことが抜け落ちた人間が育てた子供はどうなるのか。
幸い僕には子供がいない。きっと僕レベルの人間が親になる世の中になれば地球は滅亡するだろうな。糞が。
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