最近よく、非公開のブログに思い出したことを書き溜めているのだけれど、書いているうちになんだか嫌な気分になってきたので、こちらに
下げも何も無い話で見たとしたら申し訳ないす
私が小学校に行き帰りする道に、小さな土手があった。
土手の上には小さな林ともしかしたら民家があったかもしれないが確かめたことが無い。
帰り道に、その土手の側を通る。
ある日、そこを通ると弱々しい動物の声が聞こえてきた。
猫だった。
ただし、肥料の袋に入れられていた。
首には紐が巻かれていた。
その紐を急いで切り(筆箱にはボンナイフがあった)猫を袋から出して私は家路を急いだ。
次の日。
また同じところで動物の声が聞こえてくる。
肥料の袋に入れられた猫だった。
また袋から猫を出し……
その翌日、猫は居なかった。
なんだろうと不気味だったので、そこを通るのがとても嫌だった。
誰かが見ているのかもしれない。
逆に我慢して通ることにしていて気持ちが悪かった。
実は、それより少し前、猫の話を家でしていたのだ。
偶然にしても、どうもなんだか。