答えは簡単。2の自分を守るため。
差別に安全な立場なんかない。差別する側、差別される側は極めて流動的だ。差別なんてものが横行したら、いつ自分が差別の対象になるか分からなくて、危険でしょうがない。自分が差別対象にならないようになんて、注意しても出来るもんじゃないし(たまたま自分の住んでいる県で原発事故が起こったりとか)。
自分が不条理な差別を受けないようにするためには、差別という行為自体を取り除いておくしかない。他人が差別されている段階で非難の声を上げておかなければ、自分が差別されたときに助けてくれる人は誰もいなくなる。