例えばどうして僕はこんなに屑なんだろうとか、初めから居なければよかったのにとか、消えてしまいたいとかって思ってしまうとき、
僕は今まで僕に関わってくれた人や両親や兄弟までもを一緒に否定してしまうんじゃないだろうか。
僕は僕自身だけを否定したいのに、この人格やこの存在が現在ここにあるための要素としてたくさんの人とのつながりがどこまでもくっついてる。
誰かに八つ当たりなんてしたくないし、不誠実な僕の有り様を誰かのせいにしたくはないのだけれど、こんな僕になるまでには周りと関わり合いが確かにあったわけだから、困ってしまった。
人との関わり方という、僕からも誰かからも独立した第三の要素が人格形成には影響を及ぼしているわけなのだけれど、そもそもそれは僕じゃない誰かがいなければ生まれ得ないものでもある。
その通り。だからもし本気で変わろうと思うのなら、環境やら人間関係やらをほとんど一新しなければならんのだ。