2010-07-20

いま20代後半の人達へ、人生パースペクティブロスタイムを考えよ

日本人平均寿命は80-90歳である。

いま20代後半の君は、そのちょうど1/3を「消費した」ことになる。

時間は戻らない。

1/3も、もう使ってしまったんだ。

そのことについてどう思うのか?

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生誕              ▼なう            還暦         死亡時刻の期待値     ほぼ100%の人間がここまでに死去     

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こういう図で考えてみると感慨もひとしおではないのか?

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さて、死亡時刻の期待値までの三等分されたライフステージに適切な名前が欲しくないか?

第1ライフステージを「準備期」と名付ける。

育児を受けて成長・発達し、教育社会経験により知識・技術・考え方を身につけ、自立した一人前の大人になるための準備期間だ。

この準備期の最初には学習と模倣が知的活動の主体だが、最後に近づくにつれて思考と決断知的活動の主体となっていく。

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第2ライフステージを「発展期」と名付ける。

準備期で身につけた知識・技術・考え方を用いて、自己実現社会貢献をしていく期間だ。

君たちはもうこのライフステージ差し掛かろうとしている。

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第3ライフステージを「安定期」と名付ける。別名ロスタイム

人生の後片付け。やり残したことをやることで、心を安定させる。

また、趣味に打ち込むことで精神の深い部分での「安定」を図る。

そうすることによって、「現実」を納得でき「死」を納得できる境地に向かうことが望まれる。

いまの君には分からないかもしれないが、身近な人間の死を繰り返し目の当たりにすることで、

死をいやでも意識するのであり、死の納得が大きなテーマになるのである。

そして死の納得は生の納得ひいては現実の納得でもある。

老後の趣味というのはそういう側面が強い。

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参考 孔子のことば

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『子の曰く、吾れ

  十有五にして学に志す。

  三十にして立つ。

  四十にして惑わず。

  五十にして天命を知る。

  六十にして耳順がう。

  七十にして心の欲する所に従って、

  矩を踰えず。』

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  わたしは十五歳で学問に志し、

  三十になって独立した立場を持ち、

  四十になってあれこれと迷わず、

  五十になって天命人間の力を超えた運命)をわきまえ、

  六十になって人の言葉がすなおに聞かれ、

  七十になると思うままにふるまって、

  それで道をはずれないようになった。

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