fitting とか ordinary differencial equation からはじめる mathematical modelling の教科書ってのは結構あるんだけど、確かに高校数学ではそういう話はしないねぇ(ちなみに当方、文系出身で、物理とかは全然しらない)。
自分は SE みたいな仕事をやっていて、システムの性能予測をやりたくて Excel で fitting (実データをグラフ用紙の上にぶちまけて、できるだけ多くの点を通るか近くをかするようなきれいな曲線を探すという仕事)をやる必要に迫られて30過ぎではじめて片対数、両対数のグラフ用紙がなんの為にあるのか知った。経済学・ファイナンスとか、化学工学(反応速度論やら輸送やら撹拌やら、スループットとかスケールアップという概念を追って行ったらそういう話だった)とかを調べて、一応どういう事をやるのか、というのは判ったけど
上記のような本に書いてあることをまじめにやる、というときには、もちろん統計とか解析学、線形代数のちゃんと計算ができる理解が不可欠なのは判るけど、才能のある人だけがついてゆけて、多数はそれをやらされる理由もわからず落ちこぼれてゆく、ように見える。
大学の科目としては「応用数学」とかになるのかな、こういう話は。
あと世の中の仕事の大半が予測のつかないランダムな現実(≒客のわがまま)にその場しのぎの対応をするような仕事ばかりになってしまったから、モデルを作って予測するようなことを(そういうくだらない仕事にしかつけない、自分のような頭の弱い人に)教えてもあんまり意味ないってのもあるんだろうけど
数学で鍛えられるのは、地球儀の作り方だと思えばいい。 私たちの周りに在る現実は、途方もなく巨大・膨大なものから呆れるほど微小・細密なものまで、様々なものごとがあるけれど...
数学を勉強してもあまり「モデル化」は身につかないと思うけどねえ。 少なくとも高校までの数学は作られたモデルをどう解析するかっていう技術に終始するわけだし、大学に入って集...
fitting とか ordinary differencial equation からはじめる mathematical modelling の教科書ってのは結構あるんだけど、確かに高校数学ではそういう話はしないねぇ(ちなみに当方、文系出身で、物理と...
数学っていうより応用数学の話だったのか。 まー確かに普通の人は純粋数学なんてやらないから、そう思ってていいのかもしれない。 そういう意味ではさっき書いた「物理」ってのはこ...
元記事はこれらしいんですが http://d.hatena.ne.jp/kihamu/20090923 これ読んでもなんか抽象的で、応用数学の話なのか、反映原理(reflection principle)とか Loewenheim-Skolem とかの話なのか、自分には...
それは文系の人が書いてるっぽいから応用数学の話でしょ。 別にモデル化不可能だからと言って数学的な考え方が全部無意味ってことにはならないと思うんだけどね。