2008-12-20

http://anond.hatelabo.jp/20081219022905

不景気お金の流れの停滞かと考えていて。所得者の大部分を占めるサラリーマンを中心に極めて単純化して社会お金の流れを考えると。

サラリーマン(消費者)→<消費>→企業→<給与>→サラリーマン給与所得者)→サラリーマン(消費者)の繰り返しになる。

この流れが停滞する説明として

1. (金融不安などによる)消費者の買い控えにより企業の収益が上がらない

2. 企業の収益が上がらないので、給与雇用)が減る

3. 給与が減るので、消費が伸びない

というのがあって、これらは連鎖しているので何処かに手をつけなくてはならない。

ニュースなどからの印象では、1. 2.を心配する声が大きく、そこに対策の重きを置いているように見える。

もちろんそれは大切なことだけど、上の流れを考えると2.をどうにかしようにも消費を回復させないとならないと思う。

個人的な見解として(精度は低いかもしれないが)、社会の過半のサラリーマンお金がないわけではなく、お金を使える状況にないように思う。

その一番の原因は、仕事による拘束時間が長いことにあるのではないかと推測してる。つまり上の流れで言うと「サラリーマン給与所得者)→サラリーマン(消費者)」のところが上手くいっていない。

結局、大局的に見ると、「お金はあるけど、使う時間がないサラリーマン」と「時間はあるけど、お金はない自由人」とに大別されてしまいうまくお金が流れないのではないかと。「企業コスト抑制」という面が重視され、サラリーマンをぎりぎりまで働かせることを良しとするあまり、サラリーマン労働者であると同時に「消費者」であることを忘れて、消耗させ過ぎているように思う。「コストカットお金の流れの停滞」であることをもう少し考えて、無駄を増やしても良いのではないかと。「公務員給与は高過ぎて無駄」とか言う馬鹿な論調は辞めて、(仮に公務員給与が高すぎるなら)「公務員並みの待遇を民間で実現されるにはどうすればいいか」と考えてい欲しいなあと思う。

記事への反応 -
  • 業務が効率化してコストが下がっているのに、一人当たりの仕事量が減らなければ、職が減ることは目に見えている。仕事が減っていることに加えて、労働者一人当たりの負担と時間的拘...

    • 支離滅裂で何を言いたいのか良く分からん >「商品やサービスを消費する側の体制を整える」 で、これってどういうこと?

      • 不景気はお金の流れの停滞かと考えていて。所得者の大部分を占めるサラリーマンを中心に極めて単純化して社会のお金の流れを考えると。 サラリーマン(消費者)→&lt;消費&gt;→企業→&l...

    • http://anond.hatelabo.jp/20081219015445 >国は、企業から得る税金をサラリーマンを経由して得る方法を考えるべきだと思う。人を雇えば雇うほど、企業の負担が大きくなる現状のシステムではこ...

      • 不景気ありき、かつ企業の収益中心で語られるとどうなんかなと思う。 「人を増やすから給与をカットします」は納得できなくても、「週休3日にするので給与1/5カット」なら納得する...

        • いや、納得しないからこうなったんよ。 ワークシェアと人買い解禁どっちにするかって話になって、当時の労組は給料削られてたまるかってことで人買い解禁に賛成したので。

      • http://d.hatena.ne.jp/yellowbell/20081217

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