http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/df9729ff82024e97dd3447d08d9c5f27
「ベーシック・インカム」を支持します by 評論家 山崎元
ベーシック・インカムとは、社会の構成員、全員に、個人単位で、暮らすに足る一定の収入(=ベーシック・インカム)を、定期的に現金で配るシステムを指す(正確には、配られる収入のことを指すのだろうが)。これを受け取る個人は、働いていても、いなくても、関係ない。いわゆる「ミーンズ・テスト」(生活保護受給する際などの収入、資産の審査)は一切不要で、個人が、無条件で現金を受け取る。
実に面白い記事でした。なるほどな〓、そんな考え方があったとは、目からウロコです。"ベーシック・インカム"を簡単に言えば、麻生さんが実行しようとしている"定額給付金"の拡大バージョンみたいな感じですww要するに、人間が最低限暮らせるだけの賃金を国が"個人一人ひとり"に給付しますよって話。例えば、一人ひとりに働かなくても月に10万円を給付しますよ。むしろ、法律で決まってますから支払いますよってこと。
もう少し妄想を膨らませます。月々の給付金額は日銀なりがインフレやデフレのバランスを考えて変動で毎回決めます。それから、国家が払う全体の金額ですが、単純計算で定額給付金が1万2000円で2兆円ということで、分かりやすく10倍で20兆円。つまり、毎月20兆円を国民全ての人にばら撒くと妄想します。で、問題なのが、国家の体力ですよね。本当にこんな大金を払えるのか?
結論から言うと税金で回収するしかないですよね。だから、平行してコチラも全ての税金を10倍にする。すると、このシステムが回りますよね。たぶん・・・すると、基本的には全く働く必要がなくて、気が向けば働けば良いし、贅沢したければ一所懸命働いて稼げばよいし、投資なりをして稼げばよい(資本主義)、しかし、今までより沢山税金を取りますよってことです。
そもそも、現在は仕事ありきで世の中が回っていますよね。"ニート=ダメ"みたいなのが当たり前になってますし、大袈裟に言えば"仕事をしない=死"とも言えるかもしれません。よ〓〓く考えればおかしいですよね?別にいいじゃん働かなくても、別にいいじゃん仕事中心に考えなくても。と私は思うワケ。だから、このベーシック・インカム概念を読んだ時に素晴らしいと感じたのです。
で、歴史を紐解くと、ベーシック・インカムを極端に政策したのが、"共産主義"なのですね。「な〓んだ、じゃあダメじゃん」と思われるかもしれませんが、ちょっと待って下さい。そもそも、なぜ"共産主義"が破綻してしまうのか?これは単純に人間の煩悩、欲望が強すぎたからです。*1しかし、ベーシック・インカムは資本主義を残しつつ、最低限の生活は保護しますよっていう考えなので、競争したければいつでもできますし、競争したくなければ、全くしなくても良いシステムなのです。つまり、このタイトルでもある資本主義と共産主義の間の考え方なのかもしれません・・・妄想範囲では・・・
まあ、こんな革命的なことをすれば、メリット、デメリットはガラッと変わって慣れるまで相当時間がかかると思われます。雇用や医療、介護、犯罪、政府、金融、など今までの固定概念が潰されインフラが整うまでいろいろ困難はありますが。しかし、このリストラ恐慌の中、やる価値はあるのかと感じます。何より、定額給付金をやる位なら、毎月個人口座に10万円(不労所得)が入ってくるほうが良くないですか?私はそう感じます。
皆様はどう考えますか?おそらく、この妄想政策だと、労働意欲が顕著に低下すると思われます。そんな国ってどんな世の中になるのだろうか・・・ん〓想像できません・・・江戸時代の"えいじゃないか、えいじゃないか"みたいに適当に生きて生産性のない国になるのかも知れません。もう、その場合は一生鎖国ですねw
だから、その辺のバランスをうまい事とれば"ベーシック・インカム"も悪くない政策ではないだろうか。
山崎元氏と同様に、私も「ベーシック・インカム」を支持します。
いや……いまさらベーシックインカムを「すごい発想があった!」と紹介されても…… 顕名のはてダに書くなら知らなかった自分が知りましたって話でまあいいけど、匿名でんな常識レ...