2008-10-29

http://anond.hatelabo.jp/20081028204651

何が言いたいんだか、さっぱりわからん。

小売の話をしたいの? ソフトウェア開発の話をしたいの? それとも、消費者として断固訴えたい所があるの?

小売に関しては、もうだめでしょ。そもそも、ゲーム小売の強力な専門店連合存在しないから、ゲーム小売が今から何かを訴えることも出来ないし、そもそも主戦場はヨドバシとかヤマダとかの雑多な商品を扱っている所だから、そうした連合を今から作る意味もない。第一、小売が全部反旗を翻したって、ダウンロード販売まであるのだから、展開によっては、ゲーム会社は全然懐がいたまない(さすがにそれは言いすぎだけど)。

ソフトウェア開発の話をしたいなら、別。DSみたいにわざと程度の低い製品を出す場合もあるけど、どう考えたって最低ラインはあるのだから、開発費が極端に下がることもない。一方で、以前のファミコンみたいな開発費の低そうなゲームは、今はネット上で無料で出来るんだから、既存の開発会社が作って出すこともない(VCで今出ている奴は、意味が別ね)。だから、今後、上がることはあっても、劇的に下がることはほぼないでしょう。まさか、これから出るゲームが全部8 bitデザインでいいとでも?

それが結果として値段に跳ね返るなら、それはもう仕方ない。ものすごい天才が現れて、MGSみたいな作品を今までの10分の一くらいの開発費で作れるくらいの環境でも出来ないと、これ以上値段が変化することは難しいんではないですかね。第一、大型開発については、ソフト環境などの固定費はそれほど影響がなくて、人材や開発工数の問題の方がよっぽど影響が出る。ってことは、オフショア開発以外に開発費の高騰を抑えるのはほぼ手段として存在しない。今のアニメーターみたいな「生活できない」収入でゲームを開発してくれる人が山ほど出てくれば話は変わるけどね。

というわけで、ゲームの小売は、どう考えたってますます厳しくなるでしょ。ゲームSNSなんかが英語圏では流行りだして(主にMMOだけど)、「ネットビデオ見る→そのままアマゾンで注文」なんてスタイルが今後強くなっていくでしょう。ゲームの試遊みたいな場所だって、ネットには勝てないのだし。早くそ仕事辞めて、他のいいところ探した方がいいよ。

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