音楽系ブログとかで、オッサンのくせに、アイドルとか新しめの音楽についてしたり顔で書いてるヤツをよくみかける。
彼らは自分が若いつもりらしい。俺はこんな新しいモノ聴いてんだぜ。それが自慢のようだ。
でもヤツらは、以下のように馬脚をあらわす。だからすぐわかるぜ。あんたがオッサンだってこと。
オッサンはオッサンらしくつつましくしてろよ。
外来語は単語の間にナカグロ(・)を入れないと気がすまない。
「ギターソロ」は「ギター・ソロ」、「レアトラック」は「レア・トラック」、「タイアップ」は「タイ・アップ」、「サブカル」は「サブ・カル」と書かずにはいられない。
ついでに「ハロプロ」は「ハロ・プロ」と書いてしまったりする。
「Perfume」をわざわざ「パフューム」と書いたり、ひどいのになると「パヒューム」とか書いてしまう。ファンならきちんとしろや。
「ワタシ」という一人称を使いたがる。
なにを思ったか「拙」と書くオッサンもいる。落語家にでもなったつもりかよ。
(笑)とか(苦笑)とか(爆)とかをやたらと使う。それないと文章書けねえの?
たぶんネットではそう書くもんだと思ってるんだろうな。
「○○だと思うのはワタシだけでしょうか」って言い回しもよく見る。
「星野ジャパンの戦いぶりに、怒りを覚えてしまうのはワタシだけでしょうか」とか。
独自の意見を言っているように見えて、実は思いっきり同意を求める目線。いじましい。
ひどい文章書くオッサンも多い。たとえばこんなの。
×××(アーティスト名)の今回取り上げるアルバムは、△△年の傑作アルバム「■■■」をご紹介。
このアルバムもかなり人気も評価も高いアルバムで、これで××を知り、さかのぼって過去のアルバムも聴いてファンになったという人も多いようだ。
たった2行の間に何回「アルバム」って言葉が出てくるんだよ。小学生の文章かよ。1行目もなんか座りが悪いぜ。
こんなのも。
□□□(著者名)の○○○(作品名)の映画のDVDを、安く入手しました。昔××年にアメリカ映画で同題のものが、ありますが、これはイギリスの映画のようです。△△△の名が、ありますが、▲▲▲の頃のようです。
必要以上に読点が多いのもなかなかだが、「○○がありますが、○○のようです。」というフレーズが繰り返されるのもあじわいぶかい。「□□□の○○○の映画のDVD」という連続「の」つなぎもたまらんね。
まあ最後のはオッサンに限らんか。推敲しろよ文章。
増田のいうオッサンはいくつくらいの人のこと?
それなんてgigazine?
必要以上に読点が多いのもなかなかだが、 何故か、一切関係ないのにも、関わらず、一瞬、西村京太郎を、連想した。
最後「俺もオッサンだけどな。」の一文を期待していたのに。
ナカグロ多用は、個人的には丁寧で律儀な印象を受けるね。 「ワタシ」という一人称を使いたがる。 については 「オレ」や「俺」を使わない分だけ、わきまえがあるように思える...
XXXを読んだ。から始まるのもおっさんくさい。誰かの顔を思い浮かべながら。
文体の軽さが若者記法かもね 区切りと感慨、違いの指摘がシンプル、コンパクトで 味気ないなぁ、傲慢だなぁとは思いつつ
オッサン記法のルーツはラジオDJにあるという仮説
「○○だと思うのはワタシだけでしょうか」って言い回しでオリコンの読者ページを思い出した俺もおっさん。