オレオレFCはホームでサンフレッチェ広島に0―5と惨敗し、今季2度目の連敗となった。前半から相手の圧力に屈し、開始6分で失点すると、立て続けに失点して0ー3。野河田彰信監督は前半20分で失点に絡んだDF伊藤、後半からは交代枠を使いきる4枚替えの荒療治を敢行したが、更に2失点した。
本拠地でロイブル軍団が醜態を晒した。今季ワーストタイの5失点で大敗。前半終了後にはサポーターのブーイングが鳴り響き、試合後の挨拶でもサポーターのブーイングをイレブンは肩を落として受け止めた。
野河田監督は敗因について、「先制点。あれが全てやろ」。開始6分にDF伊藤がボールを奪われ、本田、松岡がカバーし切れず、MF川村拓夢に決められたことを厳しく語った。その後もDF陣は相手の多彩な攻撃に振り回され、更に2点を献上。前半20分で伊藤を懲罰交代。伊藤は涙を流しながら引き上げた。後半、指揮官はMF鈴木亮らを投入。就任後初めて後半開始で交代枠を全て使い切る4枚替えの荒療治を施したが、逆に2失点した。
指揮官は「キーパーもどうしようもないやん。伊藤だけやなしに、本田も松岡も岩田も藤崎も……。アレだけ好き放題やって振り回されたら、たまらんし、こういう試合になるわ」と本田、松岡に途中から3バックの岩田や藤崎のプレーを厳しく指摘した後「もう何言っても、苛立つだけやから」と怒り心頭で会見を打ち切った。
失点はリーグワースト4位の26と昨年の同時期を(13失点)を大幅に上回る。次節は26日、アウェイでFC東京戦(国立)。昨年躍進の要因となった守備の立て直しを図り、次節に備える。
○後半から出場の藤崎「こういう試合を本拠地でやってしまい申し訳ない気持ち。試合通して満田選手を捕まえきれなかったのが敗因」
弱き者…