2024-05-21

[]今季ワーストタイの5失点で大敗。前半途中にDF伊藤、後半から4枚替えの荒療治も実らず

明治安田J1オレオレFC0-5広島>◇第19節◇19日◇ロイスタ

 オレオレFCホームサンフレッチェ広島に0―5と惨敗し、今季2度目の連敗となった。前半から相手圧力に屈し、開始6分で失点すると、立て続けに失点して0ー3。野河田彰信監督は前半20分で失点に絡んだDF伊藤、後半からは交代枠を使いきる4枚替えの荒療治を敢行したが、更に2失点した。

 本拠地ロイブル軍団醜態晒した。今季ワーストタイの5失点で大敗。前半終了後にはサポーターのブーイングが鳴り響き、試合後の挨拶でもサポーターのブーイングをイレブンは肩を落として受け止めた。

 野河田監督は敗因について、「先制点。あれが全てやろ」。開始6分にDF伊藤ボールを奪われ、本田松岡カバーし切れず、MF川村拓夢に決められたことを厳しく語った。その後もDF陣は相手の多彩な攻撃に振り回され、更に2点を献上。前半20分で伊藤懲罰交代。伊藤は涙を流しながら引き上げた。後半、指揮官MF鈴木亮らを投入。就任後初めて後半開始で交代枠を全て使い切る4枚替えの荒療治を施したが、逆に2失点した。

 指揮官は「キーパーもどうしようもないやん。伊藤だけやなしに、本田松岡岩田藤崎も……。アレだけ好き放題やって振り回されたら、たまらんし、こういう試合になるわ」と本田松岡に途中から3バック岩田藤崎プレーを厳しく指摘した後「もう何言っても、苛立つだけやから」と怒り心頭で会見を打ち切った。

 失点はリーグワースト4位の26と昨年の同時期を(13失点)を大幅に上回る。次節は26日、アウェイFC東京戦(国立)。昨年躍進の要因となった守備の立て直しを図り、次節に備える。

○後半から出場の藤崎「こういう試合本拠地でやってしま申し訳ない気持ち試合通して満田選手を捕まえきれなかったのが敗因」

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