2024-01-20

きのうみた夢

誰もいないミュージアムの中でぼんやりとたたずむ高畑充希

いちめんのよく澄んだ広い窓の向こうに、よく晴れ、芝生の上のすべり台からこちらをちらと見ながらすぐ遊びに戻る男の子がひとり

こちらに音は聴こえてこない

広く静かな空間の中を、ゆっくりと歩く高畑充希

まっすぐで無機質なベンチがいくつかあるばかり

どこからともなく他の女が、つかつかと充希に近寄り、かなり強い口調で何かをまくし立てている

どうやら男絡みの言いがかりのようだ

突然、いきいきとした、爛々とした瞳で、口もとだけがにこやかとなる充希

およそ体重の数倍の威力はあろうかという一撃が女を襲った

しばらく時間が経ったようで、集まった撮影クルーのような黒っぽい人々の集団が、みな騒然としている

そこには再びぼんやりとした表情となった充希が、何が起こったのかをたずねられており、

「ころされてました……    私に」

ひと言目と、ふた言目のあいだには、遠く、断絶がみられた

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