明かりがない暗い部屋の中で目を閉じた時に見える、さまざまな色のちらつきや、光るもやのようなものです。これが、光がないのに光が見えるように感じられる「眼閃」という現象です。
実際には存在しない色が見えるというと、幻覚が見えてしまっているようにも思えますが、眼閃は健康な網膜の正常な機能に由来するものです。目の奥には、網膜と呼ばれる薄い膜が広がっており、物を見たときに目に入ってくる光を感知するセンサーの役割を担っています。しかし、物を見ていない時も網膜は活動しており、絶えずさまざまな光や色の信号を脳に送っているため、目を閉じても光が見えると感じてしまいます
目を閉じた時の光のちらつきは正常なので気にしなくてもよい。