■旧友たちのとの縁を切りたい
いい奴らではあることは頭では分かっている。でも心がもう付いていかない。
嫌いになったわけではない。しかし会う楽しみよりも恐怖のようなものを抱いてしまう。
なんとか穏健に縁を切りたい。なるべく彼らを傷付けずに。
時間さえ経てば自然と疎遠になるだろう。しかし今感じてる苦痛を直ちに取り除きたい。
どうか自分と無関係な世界で、俺を思い出すこともなく、俺も思い出すことなく、幸せに生きて欲しい。
分厚い人生のアルバムの1枚の写真に写る人影となれるなら、もうそれで充分だ。
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