わけもなく上洛してるんじゃなくて、今でいうと、地方でリモートワークしてる人が東京本社に行くみたいなもん。
武将連中って、建前としては天皇の家来なんよ。
たとえば、豊臣秀吉の場合まず地方貴族の筑前守からはじまって、権小将→参議→権大納言→内大臣を経て、最終的には関白、太政大臣まで行く。これは平安時代の身分制度そのままだよね。
領地の拡大とか石高upとか実質的な権力拡大とは並行して、朝廷基準での肩書も存在してるわけ。
だから「京都にある本社」である朝廷とは接触しないといけないし、今みたいにオンラインで会議もできないから上洛せざるを得ない。最低でも書状ぐらいは書く必要がある。
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