2022-06-05

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東京国立博物館琉球展に行ってきましたわ!

久しぶりに行ったんですけど予約制じゃなくなってたんですのね。けどチケット売り場がいっつも混んでるからオンライン購入した方がいいのですわ。

琉球が万国の架け橋となる様々な文化が集まる地であることが分かるとっても面白い展覧会でしたわ!

ローマオスマン硬貨日本で出土してたなんて初めて知ったのですわ。錆び錆びでしたけど単眼鏡で見たら横顔っぽいものが見えたのですわ。

印象的だったのは螺鈿の使い方ですわ! ちょっと紫が入ったようなとってもきれいな色で、豪華絢爛ですわ。贅沢を慎む旨の訓戒が書かれた扁額文字まで螺鈿で輝いてたのはちょっと笑ってしまいましたわ。

日本螺鈿とはずいぶん違った印象でしたけど、やっぱり使ってる貝から差があるのかしら?

あと日本では螺鈿と一緒に使われることが多い蒔絵がなかったですわね。文化の差ですわ!

けど戦災によって壊れた美術品が多かったのが悲しかったのですわ。

言うまでもなく沖縄凄惨地上戦が行われた地であり、市街に大量の砲弾が降り注いだのですわ。いわゆる鉄の暴風ですわ。

そこで多くのものが失われ、それでもそこに住んでいた人たちは破片でも集めようとしたのですわ。今我々が見ている無事な美術品も、多くの人々の守り伝える意志がなければ見ることが出来なかった、ということを改めて考えさせられたのですわ。

つい先ほどもウクライナ木造修道院砲撃によって焼失したというニュースがあったのですわ。

人命はもちろん大切ですけども、それだけにとどまらない、戦争によって失われるものについて考えさせられたのですわ。

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