バイデン大統領にしろ、欧州各国の首相たちにしろ、戦争を起こしてでもウクライナを守ろうとする国は皆無だった。
プーチン大統領は、欧米のそういう後ろ向きなところを見抜いていたのだろう。
経済制裁をしてくるだけで、実際に武力でロシアに攻め入る国は無いのだろうと高をくくっていたら、その通りになってしまった。
ロシアの覇権主義に強硬姿勢を見せることこそが戦争を抑止する方法だったのに、強硬姿勢は見せられなかった。
兆候はあったよね。
それまでアメリカ軍に協力してくれた現地人の人達を見捨てて、アメリカは無責任に撤退したわけだが、その様子を見ていたロシアや中国はどう思うだろうか。
「バイデン大統領は弱腰だ、自分達の覇権主義を止める力はないだろう」
バイデンになってから対中対決姿勢は深まったので(アフガン撤退は対中リソース確保の意味もある)それはおかしい
覇権主義が戦争を起こし、平和主義にそれを止める力がなかった、ってことであって、平和主義が戦争を起こしたわけじゃないだろう。言葉は正しく使おう。
志位さんにこそ米国大統領に返り咲いてほしい。 憲法9条2項と対話の力で平和を。 世界の警察ならぬ、世界のカウンセラーになりたい。