いつからか自分の中でケチャップはトマトピューレの代用品だと思っていた。出汁とうまみ調味料溶かし汁の違いのように。
テイクアウト品についてきて、久し振りに食べた。おいしい、というかこれはあれだ、コーヒーに凝ってある程度の理想に行き着いた後で飲んだネスカフェゴールドブレンドに倍量の牛乳を入れたやつだ。
おいしいとかおいしくないとかじゃなくて刷り込まれた味。でも親が生きていた頃の幸福な味。
別においしいもの何て知らなくて良かった。あの日々が続けばそれで良かった。でも無いから必死で生きて、生きて…色んなものを手にしたのに、結局立ち返るのか。
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