この間、買い物から帰るとすでに姪っ子と姉が来ていた。
大人たち全員で晩ごはんを食べていたので、終わるまで姪っ子の相手をして(こうしないと姪っ子が誰かの膝に乗り晩ごはんをねだる。やんちゃで食欲旺盛なのだ)、頃合いを見計らって部屋着に着替えにリビングを出た。
事件はその時起きた。
リビングを出て10秒、部屋にいるのに姪っ子の大きな泣き声が聞こえてきたのである。
最近めったに聞かなくなった「うぇ〜〜〜ん!!!」という渾身の大泣きだ。
おば増田は激しく焦った。まずい、泣かせた…。
この年になると誰かを泣かせる機会もそうそうないので、心臓に悪い。
あわてて着替えをすませてリビングのドアを開けると、姪っ子はそこにいた。
ドア前の壁によっかかり、うつむき、両手を下ろしぎゅっと握りしめて。
(母はのちに「となりのトトロのメイみたいだったね」と語っていた。比喩表現100万点だった)
どうやらいなくなったことに気づくと、姪っ子は「ちゃん!ちゃん!」と叫んでいたそうな。(※ちゃん=増田のあだ名)
バシーンかと思ったのに……
背負ってジャンプしまくって遊べば?
予告しないと。 お色直ししてきます!って。