2020-12-02

姪っ子を泣かせた日

あいかわらず姪っ子はよく増田家に来ている。

この間、買い物から帰るとすでに姪っ子と姉が来ていた。

大人たち全員で晩ごはんを食べていたので、終わるまで姪っ子の相手をして(こうしないと姪っ子が誰かの膝に乗り晩ごはんをねだる。やんちゃで食欲旺盛なのだ)、頃合いを見計らって部屋着に着替えにリビングを出た。

事件はその時起きた。


リビングを出て10秒、部屋にいるのに姪っ子の大きな泣き声が聞こえてきたのである

最近めったに聞かなくなった「うぇ〜〜〜ん!!!」という渾身の大泣きだ。

おば増田は激しく焦った。まずい、泣かせた…。

この年になると誰かを泣かせる機会もそうそうないので、心臓に悪い。

あわてて着替えをすませてリビングのドアを開けると、姪っ子はそこにいた。

ドア前の壁によっかかり、うつむき、両手を下ろしぎゅっと握りしめて。

姪っ子人生で1,2を争う、おそろしくすねている状態だった。

(母はのちに「となりのトトロのメイみたいだったね」と語っていた。比喩表現100万点だった)

どうやらいなくなったことに気づくと、姪っ子は「ちゃんちゃん!」と叫んでいたそうな。(※ちゃん=増田あだ名)

最近は落ち着いたが、それでも姿が見えなくなると探されるので落ち着かない。うれしいけども、トイレどうしよう…。

姪っ子から離れるときはしっかり承認を取ろうと決意した増田であった。

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