この前ふとBのゲームを見つけ、インストールしてみて呆れました。
「ある」を「或る」とか、「もはや」を「最早」なら、よく使われる変換なので何も文句はないです。
けれど「さて」を「却説」や「ばか」を「莫迦」って一体なんなんですか?
無理やり難しく変換した漢字を作品内に散りばめる必要ありますか?
一番呆れたのは「ソース」を「沙司」に変換してたことですね。予測変換じゃもちろん出てこないし、国語辞典にも載ってない。調べたら沙司は中国語だそうで。
一応言っておくと、私は「読めない漢字を出すな!」と怒っているわけではないですよ。実際読めますし。
変な漢字変換ばかりするせいで、せっかくの素敵なキャラクターが、ただの難しい漢字使いたがりの馬鹿っぽく見えるから嫌なんです。
賢く見せよう、文豪っぽく見せようとしてるなら失敗してると思います。
こんなので「かっこいい!」「賢そう!」と思うのは精神年齢が低い人じゃないですか?まぁ断言はしませんが。
近代文学の美しさは、柔らかなひらがなと古語チックな漢字によって生み出されていると私は思っています。
それを一単語ずつ変な漢字にしてたのではせっかくの良さが失われます。
単なる雰囲気作りじゃん。「難しい漢字を使う=莫迦」という発想が馬鹿っぽいんだが。
増田で「莫迦か?」って絡んでくるうざい馬鹿がいたせいで馬鹿っぽいイメージになった。
「つもり」を『心算』と書くのはセラフィックブルーで学びました