折口信夫が神道には倫理がないといったそうだが、どうやら日本文化には個人に根差した倫理感というものがないように思える
個人が倫理的に成長しよう、より善くなろうという志向がここ一連の騒動にまったく感じられない
あるのは非難されないようにしようという保身のみだ
批判されることによって倫理的に成長するだとか人間的に成熟するだとかいう姿勢がない
まさに「恥」の文化であって、倫理がない
「恥」を避けさえすれば、倫理などどうでもいいという日本人がこれほど多いとは思わなかった
恥の文化というのはどっちかというとトンデモ文化論かと思っていたが、日本の現状をみるにつけ慧眼だったとしか思えない
Permalink | 記事への反応(1) | 13:08
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ネットやテレビ見てるとそう思うけど、まともな日本人もいるとは思いたい。思いたいよ。