2016-05-12

マヤ少年(誤)の件がガセネタとか言われてるけど、個人的にはあれをガセネタっていうのは学問に失礼だと思う。

少年自分で立てた仮説をもとに三年間調査して、なにかあるかもしれないと思った場所大学やらカナダ政府やらNASAやらJAXAに協力してもらって調べた結果、本当になにかあったと発表した。

でももっと詳しい専門家によるとどうやらそれは間違いだとわかった。

これってどこかにガセと言えるような悪意があるだろうか?登場人物の中に悪人はいるか?

自分で考え、調べ、まとめあげ、発表して、否定される。

こんなもん、学問の道を歩いていればいくらでもあることじゃないのか?

少年の仮説は専門家からすればとっくに通り過ぎた場所だったのかもしれない。

彼が費やした三年の月日は徒労に過ぎなかったのかもしれない。

でも彼は嘘つきなのか?ぬか喜びさせやがってと殴るべきなのか?

彼の成果を褒めた人間ガセネタに載せられた衆愚なのか?

自分はそうは思わない。

彼の発表にワクワクした自分を恥じない。

発見遺跡ではなくとうもろこし畑だったことを一緒に残念がりたい。

もっともっとマヤ文明のことを調べて、次の発見を聞かせてほしい。

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