この人はよほどお年寄りから愛されているにちがいない。
繰り返しくりかえし、同じ話を聴かされて嫌になっているのが目に浮かぶ。
しかし、若者と老人というのは、そういうものではないだろうか。
年寄りは若者のいたらなさを感じ、すこしでも助けになればと思って助言する。
が、若者にはいい迷惑で、反発を感じる。
しかし、その若者も歳をとるなかで、ふと過去の記憶がよみがえる。
「あの時の言葉、ああいう意味だったのか」
永久に若者と老人は手を取り合うことはないかもしれない。
しかし、時を超えた理解が、そこにはちゃんと存在している。
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