プロパンガスのボンベが苦手だ。
横を通る時に手に汗握るどころではなく、
ものすごく緊張し、脂汗がポタポタとしたたる。
屋台でつかっている小型のやつでも緊張する。
カセットコンロはなんとか汗がにじむ程度で済む。
とはいえ、居酒屋で鍋飲み会みたいな会合にはいかないようにしている。
(変にみられるからだ)
そんなボンベを避けて生きてきたわたしが今月から京都の田舎にある研究所に配属となった。
ところが田舎なので都市ガスではなくプロパンガスを使っている。
想定外だった。
さっき、上司にプロパンガスを使っているところでは生活できないと説明したが、
本気にされず「田舎も慣れるといいもんだよ」とさらりとかわされた。
頭が爆発しそうだ。
ホントに悩んでるなら心療内科なりに行って診断書を出してもらってみては。 新卒だと今後に影響しそうな気もするが……
たしかに「あの容器の中に、とてつもない圧力で圧縮された気体が押し詰められている。それは常に、外へ出るスキを探しているが、出口のないほどピッタリと押し詰められている。あ...