みくが同様の台詞を言っているが
「みくだって分かってるよ、李衣菜ちゃんがロックに本気なんだって。もっともっと本格的にロックやりたいんだって」
そうだとしたら、だりーなが「人の気持ちを勝手に決めるな」と言っているのは、これにかかってる台詞ではなく
「李衣菜ちゃんが迷わないように、このユニットで良かったって思えるように、みくが、頑張って最高のユニットにしなくちゃ」
という台詞にかかってることじゃないのかな
「人の気持ちを勝手に決めるな」というのは、だりーなが迷わないように、このユニットで良かったと思えるように、なんてみくが決めつけるなということ
だりーながロックに本気、本格的にロックをやりたいんだということを否定してはいない
それを否定したら、だりーなというキャラクターそのものを否定することになるだろう。
そして、さらに
なつきと親しくなるまでのだりーなには、はっきりとした「やりたいこと」が全然形になっていない
なつきと付き合うことでやりたいことが具体的になり始めた
このとおりだったとしても、アスタリスクを続けることで、やりたいことを諦めることになるのは確かだろう。
だりーなが、なつきちと付き合うことで具体的になったやりたいことが、アスタリスクでやれると思っているのなら、なつきちに
「お前もうちのメンバーに入ればいいのに、無理か、お前には別のユニットがあるんだしな。アスタリスクだっけ?」
と聞かれた時に、なぜ口ごもったのか
これは、アスタリスクでは、やりたいことをが出来ない、やりたいことを諦めることになる、それを迷っていたことの表れだ。
本心では、なつきちとかっこいいロックをやりたいということも伺える。
さらに、だりーながアスタリスクをやることに迷いがあったのは、なつきちと付き合うことでやりたいことが具体的になった中で
「なにやってるんだろう私」という台詞でも表れている。
そもそも、だりーなが本当にやりたいロックを諦めていない、アスタリスクを続けることは既定路線だったと言うのなら
19話でだりーなは何を迷い、なぜみくとギクシャクしていたのか
だりーなが19話で迷っていたのは、なつきと付き合うことで具体的なったやりたいことが、アスタリスクでは出来ない、やりたいことを諦めることになるから迷っていたのだろう。
その迷いを、言うなれば、みくが泣き落としで、だりーながやりたいロックを諦めることを決意させたんだ。
なおここで、だりーなは「人の気持ちを勝手に決めるな」と言いつつも、結果的にみくに迷いを払拭させてもらっている、みくに気持ちを決めつけてもらった形だ。
「人の気持ちを勝手に決めるな」というのは、だりーなが迷わないように、このユニットで良かったと思えるように、なんてみくが決めつけるなということ いや迷ってたのは決め付け...